61床の市立病院

1991年に誕生した千葉県長生郡長柄町にある療養型（医療保険・介護保険）に対応した、安心して長期入院ができる高齢者の病院です。病床数は239床で、診察科目は内科・神経内科・胃腸科・リハビリテーション科。
西館には療養型病床。2014年7月には療養型病床の南館も新設されました。
また、隣接地には「長柄ケアセンター」が併設されています。

1970年の開院以来、救命救急医療に積極的に取り組んできた当院。1979年に近隣他病院に先駆けてICU（集中治療室）とCCU（冠状動脈疾患集中治療室）を設置し、以来、循環器内科や心臓血管外科、脳神経外科、消化器内科をはじめとして24時間体制で救急患者の受け入れを実現しています。特に循環器系疾患に対しては、全国的にも医療界をリードする技術と設備を備えています。

胆石、虫垂炎、ヘルニア手術から胃癌、大腸癌手術までの消化器疾患に開腹オペだけでなく、鏡下オペでも対応しています。
また、専門外来では禁煙外来、糖尿病外来や、睡眠時無呼吸症候群の診断治療のほか、突発性正常水頭症の治療にも積極的に取り組んでいます。急性期の外科手術から慢性期的な疾患までを取り扱うケアミックス型病院です。

　2014年04月の医療保険改訂を受け、当院は今後もこれまで通りの療養型病院としての役割に専念し、その機能をより充実させ、快適な日常そしてより良いサービスの提供が出来るように、弛まぬ努力をしてまいります。

当院の特徴としては、様々な理由で在宅療養が困難な方から、経管栄養（経鼻・胃瘻）・頻回の吸痰・気管切開後・褥瘡・寝たきり状態・中心静脈栄養（高カロリー輸液）といった重度の方に至るまで、ＡＤＬの向上と意思疎通性の改善を目指し、ご家族様の大切な存在である患者様の苦しみを少しでも減らし、安定した状態が継続するように、専門スタッフによるリハビリテーションも積極的に取り入れた療養体系を構築していることが挙げられます。
患者様に安心をもたらし、心の支えになり続け、ご家族にも感謝して戴けるように医療・介護を提供していきたいと考えています。