専門医の医師の求人/募集/転職学会ニュース一覧 > 失語症や吃音に理解を広げたい 「声とことばマーク」完成

学会ニュース

失語症や吃音に理解を広げたい 「声とことばマーク」完成

[2026.6.29]

失語症や吃音に理解を広げたい 「声とことばマーク」完成

とっさに言葉が出ない、ゆっくり話してもらえると分かりやすい、言い終わるまで待ってほしい。

吃音(きつおん)や失語症など、声と言葉に関する疾患や困難を抱える人たちへの理解を広げようと、当事者や関係者でつくる委員会が、共通のシンボルマーク「声とことばマーク」をお披露目した。

 横顔のイラストに吹き出しと、助けの必要性を伝える十字のマークを組み合わせたデザイン。2025年秋から公募し、223作品の中から提選ばれ、25日に発表した。

 

 作成のきっかけは、慶応大病院耳鼻咽喉(いんこう)科の医師で、言葉が滑らかに出ない吃音の当事者でもある富里周太さん(40)が中心となり、23年から開く「声とことばの交流会」だった。発話に困難を抱える人や支援者が、疾患名や特性を問わず参加できる場で、これまでに横浜、東京、大阪で計4回実施した。

 交流会では、吃音のほか、脳卒中や事故による後遺症で読み書きや対話が難しくなる失語症、特定の場所や状況でうまく話せなくなる「場面緘黙(かんもく)」、自分の意思と関係なく声が出たり、体が動いたりする「トゥレット症」、唇などがうまくくっつかずに生まれる先天性疾患「口唇口蓋(こうがい)裂」などの当事者が悩みや生活上の工夫を打ち明けた。

 

 「電話対応がすごく苦手だと分かってほしい」「ゆっくり話してもらえると分かりやすい」「声がかすれたり、どもったりしても、内容に集中して聞いてほしい」。疾患や障害は違えど、周囲に対して抱える不安や、望む配慮の内容には共通点が多かった。社会の理解を広めるマークの先行例として、聴覚障害や聞こえに不自由がある人への配慮を表す「耳マーク」も参考にして、準備を進めた。

 困難があっても外見で分かりにくく、医療や福祉につながっていなかったり、からかいなどで精神的な傷を抱えていたりする当事者もいる。富里さんは「マークが誰もが安心して社会とつながるきっかけになればと願っている」と話す。

 

 マークは当事者らが身につけて周囲に事情を知らせる助けとして活用するほか、店舗や施設側に掲示してもらい、当事者の安心感につなげることなども想定している。利用希望など問い合わせは声とことばマーク運営委員会へメール(koetokotobanokai@gmail.com)

新着学会ニュース
厚労省が「1類感染症」の集中治療 新たな“治療拠点”指定へ

[2026.7.10]

全文見る

厚労省が「1類感染症」の集中治療 新たな“治療拠点”指定へ

 厚生労働省はエボラ出血熱などの感染症に対応するため、集中治療を行う病院を新たに指定する方向で検討を開始した。 エボラ出血熱やペストなど、感染力が強く重症化の…

日本放射線技術学会からのお知らせ「第5回 放射線の安全管理技術を共有するシンポジウム」に関して

[2026.7.9]

全文見る

日本放射線技術学会からのお知らせ「第5回 放射線の安全管理技術を共有するシンポジウム」に関して

日本放射線技術学会が「第5回 放射線の安全管理技術を共有するシンポジウム」に関して発表した。   日本アイソトープ協会放射線安全取扱部会より下記イベントの周…

モートワーク中も歩行で生産性アップ?

[2026.7.7]

全文見る

モートワーク中も歩行で生産性アップ?

 新型コロナウイルスの影響で定着したリモートワーク。体を動かす機会が減少したり、座っている時間が増加したりすることが課題となっている。 筑波大学と慶應義塾大学…

日本内科学会からのお知らせ「「第32回日本医学会総会奨励賞2027」候補者推薦」に関して

[2026.7.3]

全文見る

日本内科学会からのお知らせ「「第32回日本医学会総会奨励賞2027」候補者推薦」に関して

日本内科学会が「「第32回日本医学会総会奨励賞2027」候補者推薦」に関して発表した。   「第32回日本医学会総会2027」(大阪開催)より日本内科学会宛に奨励賞候…

看護師不足が深刻 患者サービス低下 病床休止も

[2026.7.2]

全文見る

看護師不足が深刻 患者サービス低下 病床休止も

慢性的な看護師の不足が問題となっている。   病院を対象にした、実態調査では 「看護職員は、現在不足していますか」という質問に対し、「不足している」と答え…

記事一覧はこちら

専門医資格を最大限に生かした転職なら専門医局 専門医資格を最大限に生かした転職なら専門医局

専門医資格を最大限に生かした転職なら専門医局

「失語症や吃音に理解を広げたい 「声とことばマーク」完成」(2026年6月29日)に関する記事です。
専門医局では各学会の最新情報を提供しています。
その他の学会のニュース一覧もご覧いただけます。
更に詳しい情報をお求めの際は各学会へ直接お問い合わせください。
また専門医局では専門医の資格取得方法や専門医資格の取得できる研修施設も紹介しています。

専門医資格を最大限に生かした転職なら専門医局

専門医転職事例
皮膚科専門医 女性(32歳) 皮膚科専門医 女性(32歳)
これまでの生活とは異なり、自宅と保育所どちらか...
透析専門医 男性(40代) 透析専門医 男性(40代)
今ではかなり時間に余裕ができ、オンコールからも...
循環器専門医 男性40代 循環器専門医 男性40代
時期によって日々忙しいこともやはりあるそうです...
形成外科 女性医師 38歳 形成外科 女性医師 38歳
美容形成外科は未経験なので毎日が新鮮で日々勉強...

その他の転職事例はこちら

専門医のFacebook 医療機関の方々へご案内

SSL
個人情報を扱うページではSSL通信で
安全性を確保しています。

ページトップへ