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学会ニュース

2日前後かかるマダニ感染症の検査、15~20分に短縮できるキット開発へ

[2026.5.21]

 国立健康危機管理研究機構などの研究チームは今年度、マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の感染を、医療機関で確認できる検査キットの開発を進める。現在は2~3日かかる感染の確認を15~20分に短縮でき、チームは早期の診断と治療に役立てたい考えだ。製品を2027年度中に完成させ、国への承認申請を目指す。

 SFTSは、原因ウイルスをもつマダニに刺されることで感染し、発熱や頭痛などの症状が出て重症化する恐れもあり、国内の致死率は27%に上る。マダニの活動が活発になる春から秋に感染者は増える。西日本に多い感染症だったが、全国に広がり、25年の感染者数は過去最多の191人(速報値)に上った。地球温暖化でウイルスをもつマダニや野生動物の生息域が広がっている影響とみられる。

 

 現在、医療機関は血液を地方衛生研究所などに送って検査するため、結果判明に2~3日かかる。

 キットは、同機構国立感染症研究所の下島昌幸ウイルス第一室長らのチームが、日本医療研究開発機構の支援で開発している。患者から採った血液の成分を付着させると、15~20分で陽性か陰性かの結果が出る。

 下島氏らはすでに試作品を製作しており、26年度、宮崎大や長崎大の研究者らと、実際にSFTSと診断された約100人分の血液成分を使って検査精度を調べる。精度が確認できれば、メーカーと連携して承認申請を目指す。キットが実用化すれば迅速な診断に役立ち、治療薬の早期投与によって症状が改善しやすくなることが期待される。

 

 SFTSに詳しい西條政幸・函館保健所(北海道)所長は「患者が増える傾向にあり、全国どこでも早期の診断、治療が実現するように、キットの開発は重要だ」と話す。

 

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