専門医の医師の求人/募集/転職 > 学会ニュース一覧 > 子どものアトピー性皮膚炎早期治療へ 学会が手引
子どものアトピー性皮膚炎早期治療へ 学会が手引
[2025.10.10]
子どもで発症することが多いアトピー性皮膚炎。症状や生活への影響を軽減するため、早期に診断し、治療を始めることが大切となる。専門に診療する医師は限られるため、日本小児皮膚科学会と日本小児アレルギー学会は昨年、一般の小児科医向けの治療と予防の手引を作成した。
アトピー性皮膚炎は、皮膚の角質層の水分が減り、異物の侵入を防ぐバリア機能が低下して炎症が起き、発症する。肌が乾燥したり、湿疹ができたりすると、角質と角質の間に隙間ができ、そこからアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)が入り込む。
特に子どもの皮膚は、大人に比べてバリア機能が弱く、アトピー性皮膚炎になりやすい素地があるため、他の皮膚の病気も起きやすく、乳児は症状を言葉で説明できないことから、診断が難しい場合がある。
しかし、小児科医の多くは皮膚の病気やアレルギーが専門ではない。
そこで両学会は、一般の小児科医に参考にしてもらおうと、2024年に改訂されたアトピー性皮膚炎診療ガイドライン(指針)を基に今回の手引を作成。手引では、かゆみがあり、関節部分に湿疹がある、親やきょうだいにアレルギー疾患があるなど5項目のうち3項目以上が当てはまればアトピー性皮膚炎と診断できるとする英国で開発された簡易な基準も示している。
他の皮膚の病気と見分ける解説のほか、患部をひっかく頻度、睡眠や着替え、入浴時の支障の有無などについて本人や保護者に選択肢の中から答えてもらい、生活への影響度を測る質問票も盛り込んでいるという。
子どものアトピー性皮膚炎に詳しい名古屋市立大特任教授の大矢幸弘さんは「乳児期の発症は、食物アレルギーなどのリスクも高まるため、小児科医が早期に診断、治療することが重要です」と説明する。

[2025.11.10]
日本感染症からのお知らせ「感染症学雑誌投稿規定変更」に関して
日本感染症が「感染症学雑誌投稿規定変更」に関して発表した。 感染症学雑誌の投稿規定を令和8年1月より一部改訂することになりましたのでお知らせ致します。…
[2025.11.8]
5日、厚生労働省は腎不全患者に対する「緩和ケア」について、新たに診療報酬の評価対象とする方針を、厚労相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)に示した。委…
[2025.11.7]
日本画像医学会からのお知らせ「【第45回日本画像医学会】参加登録開始」に関して
日本画像医学会が「【第45回日本画像医学会】参加登録開始」に関して発表した。 第45回日本画像医学会学術集会の参加登録を開始しました。・参加申し込み・お支…
[2025.11.6]
遠隔医療・脳外科領域で人材交流 横浜市立大とハノイ医科大が協定締結
横浜市立大学は2025年11月5日、ベトナムのハノイ医科大学と、遠隔医療・救急医療・脳外科領域を中心に人材・研究交流等を推進することを目的としたMOU(覚書)を締結し…
[2025.11.5]
日本麻酔科学会からのお知らせ「第73回学術集会 演題募集開始」に関して
日本麻酔科学会が「第73回学術集会 演題募集開始」に関して発表した。 2025年11月1日(土)正午より、第73回学術集会の演題募集を開始いたします。締め切りは20…

専門医資格を最大限に生かした転職なら専門医局
「子どものアトピー性皮膚炎早期治療へ 学会が手引」(2025年10月10日)に関する記事です。
専門医局では各学会の最新情報を提供しています。
その他の学会のニュース一覧もご覧いただけます。
更に詳しい情報をお求めの際は各学会へ直接お問い合わせください。
また専門医局では専門医の資格取得方法や専門医資格の取得できる研修施設も紹介しています。

![]() |
放射線科専門医 43際 男性医師
新居からの通勤が便利な中規模の急性期病院に転職... |
|---|
![]() |
産婦人科専門医 女性 38歳
今の仕事にはやりがいを感じています。 不妊症治... |
|---|
![]() |
消化器科 男性医師 (51歳)
条件についても申し分なく、何よりもこちらの病院... |
|---|
![]() |
耳鼻咽喉科 男性医師 35歳
まだ慣れるのに必死ですが、スキルを磨き、目標の... |
|---|

個人情報を扱うページではSSL通信で
安全性を確保しています。











全文見る













