専門医の医師の求人/募集/転職 > 学会ニュース一覧 > 「カルタヘナ法」手続き簡略化 100日以内のワクチン開発へ

「カルタヘナ法」手続き簡略化 100日以内のワクチン開発へ
[2025.2.25]
新型コロナウイルスのようなパンデミック(世界的大流行)時に迅速なワクチン開発ができるよう、文部科学省は、遺伝子改変した生物が環境中に拡散するのを規制するカルタヘナ法に基づく確認取得について、手続きを簡略化する。省令改正などを経て、3月中に改善策を整えるという。
ワクチン開発では、ウイルスのゲノム情報を基に、人工的に遺伝子を合成したり、大腸菌に遺伝子を組み込んで増殖させたりすることがある。この際、病原性が高いケースなどで、遺伝子改変した生物の拡散防止措置について同法に基づき文科相の確認を取らなければならない。
新型コロナの流行初期には、この手続きを踏むのに時間がかかり、迅速なワクチン開発の妨げとなったとの指摘がある。
文科省は2024年、この手続きについて見直し作業を本格化させた。24年末には同法の施行規則を改正し、25年3月中には省令も改正する。
施行規則の見直しでは、パンデミック時などに新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく政府対策本部が設置された感染症については、大臣確認を不要とする。各大学や企業などが設けた委員会に審査を委ねる。ただし、本部が置かれている間の特例で、研究の内容も治療や予防、診断につながるものに限る。
省令改正の案では、ウイルスのゲノムを大腸菌に組み込んでも、病原性や感染性に関係しない研究については、同本部の設置にかかわらず大臣確認を不要とする。パンデミックが起きる前から、ゲノム情報を使った研究に着手できるメリットがあるとの声が上がっている。
主要7カ国(G7)は、パンデミックが発生してから、100日以内のワクチン承認などを達成する「100日ミッション」を掲げる。


[2025.4.17]
日本胸部外科学会からのお知らせ「第14回心臓血管外科サマースクールのご案内」に関して
日本胸部外科学会が「第14回心臓血管外科サマースクールのご案内」に関して発表した。 日本心臓血管外科学会・日本胸部外科学会・日本血管外科学会共催の心臓…
[2025.4.15]
より多くの人が利用しやすいように 企業間で広がる障害がある人と商品開発
障害がある人とともに商品の企画や制作を進め、当事者だけでなく、より多くの人が利用しやすい商品の開発につなげようという動きが、企業の間で広がっている。 大…
[2025.4.10]
日本血液学会からのお知らせ「造血器遺伝子パネル検査に関する連絡会議 開催」に関して
日本血液学会が「造血器遺伝子パネル検査に関する連絡会議 開催」に関して発表した。 造血器腫瘍を対象とした遺伝子パネル検査(ヘムサイト(R))が保険適用と…
[2025.4.8]
RSV母子免疫ワクチン接種拡大へ向けて 日本小児科学会会長が要望書を提出
日本小児科学会会長の滝田順子氏は今月3日、福岡資麿厚生労働大臣に対し、全ての新生児や乳児におけるRSウイルス(RSV)感染症の予防戦略として、抗RSVヒトモノクローナ…
[2025.4.7]
日本腎臓学会からのお知らせ「第20回 腎病理夏の学校」に関して
日本腎臓学会が「第20回 腎病理夏の学校」に関して発表した。 第20回 腎病理夏の学校 ■会 期:2025年9月6日(土) 講義(初級/中級) 12:20 開始 20…


専門医資格を最大限に生かした転職なら専門医局
「「カルタヘナ法」手続き簡略化 100日以内のワクチン開発へ」(2025年2月25日)に関する記事です。
専門医局では各学会の最新情報を提供しています。
その他の学会のニュース一覧もご覧いただけます。
更に詳しい情報をお求めの際は各学会へ直接お問い合わせください。
また専門医局では専門医の資格取得方法や専門医資格の取得できる研修施設も紹介しています。


![]() |
内科専門医 女性 35歳
連絡も頻繁にして頂き、私の状況を良く理解した上... |
---|
![]() |
内科専門医 女性 39歳
前職先より患者数は多いですがやりがいを感じてま... |
---|
![]() |
消化器内科専門医 女性医師 38歳
契約もきっちりサポートしていただけて、納得の転... |
---|
![]() |
血液内科 男性医師 38歳
精力的に気持ちよく働かせて頂いております。 |
---|



個人情報を扱うページではSSL通信で
安全性を確保しています。
