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「エコーウイルス11」感染の新生児が死亡 小児科学会が注意喚起
[2025.1.29]
東京都内で2024年夏から秋にかけ、風邪の原因となる「エコーウイルス11(E11)」に感染した新生児3人が急性肝不全などで死亡していたことが、国立感染症研究所のまとめでわかった。日本小児科学会は、新生児が重症の肝炎を発症したり、それに伴って死亡したりする例が報告されているとして注意を呼びかけている。
感染研によると、東京の医療機関では24年8~11月、うまく母乳が飲めなかったり、嘔吐(おうと)、黄だんなどの症状を示したりする新生児が入院し、その後急性肝炎などを起こして死亡した。いずれもE11が検出された。一方、神戸市の二つの医療機関からは、E11による症例が新生児4人で報告され、いずれも退院したという。
感染研によると、24年はE11で重篤になったケースが11月28日までに44例あり、18、19年に次いで多かった。年齢別には、1カ月未満の新生児が1割で、1カ月~1歳未満が4割を占めた。死亡例が複数に上るのは珍しいという。
小児科学会によると、E11は欧州で22年から新生児の重症例や死亡例が相次いで報告され、急性の肝不全を伴うことが特徴。通常は風邪の症状を引き起こし、無症状の場合もあるが、新生児の場合には重篤となるリスクがある。
過去にも日本で感染が報告され、出生前や出産時に母親から感染したり、出生直後に飛沫や接触で感染したりするケースがあったという。
小児科学会は「E11はアルコール消毒では効果が不十分なため、おむつ交換やもく浴時に、せっけんと流水による手洗いや、感染防止の対策をする必要がある」として、24年12月に医療機関などに注意喚起した。


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