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国際医療福祉大「検査の専門家」養成の新学科を開設
[2024.11.11]
国際医療福祉大(栃木県大田原市)が来年4月、大田原キャンパスに医療分野の「検査の専門家」を養成する新しい学科を開設する。地方での人材不足の是正に貢献したいという。
新学科は「医学検査学科」で、定員は1学年80人。在学中に、「臨床検査技師」の国家資格の取得を目指す。保健医療学部の中に設ける。
臨床検査技師は、健康状態や病気の原因を調べるために行う血液検査や超音波検査などの検査の専門家。
同大教授で学科開設準備室長の藤巻慎一さんは、「医療の高度化にともない、臨床検査もどんどん進化。不妊治療やがんの細胞検査など、検査技師も新しい知見に対応できる人材が必要になっている」と話す。
ただ、医師と同じように検査技師も、地方の医療機関での不足が懸念されているという。県内の養成機関は、県立衛生福祉大学の臨床検査学科(3年制、1学年20人)のみ。東北地方には4年制の私立大はないという。
藤巻さんは、「ここ大田原市に養成拠点ができる意味は大きい。本人の希望が一番だが、学生には地元に近いここで学んで、なるべく地元の医療機関に戻ってもらいたい」という。地元栃木県を中心に茨城県や、福島県など東北からの学生を想定しているという。
大学では、「細胞検査士」や「胚(はい)培養士」といった、さらに専門的な学会認定資格を取得するためのコースもある。また大学院など研究職への道もある。
国際医療福祉大の大田原キャンパスは、保健医療学部や医療福祉学部、薬学部と3学部で9学科を抱えることになる。藤巻さんは「幅広い学科を抱える特性を生かして、国家資格の取得を単に目指すだけでなく、研修などを通して医療福祉の全体を見渡せる実践的な学びもできる」と話す。
学科開設にあわせ、大田原キャンパス内に最新の研究機器を備える新施設の建設もはじめた。鉄骨造り4階建てで、延べ床面積は約5900平方メートルの予定となっており、来年8月の完成予定。

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