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遺伝との関係も うつ病誘発しやすいウイルス遺伝子変異 慈恵医大研究班が発見
[2024.2.19]
特定の遺伝子変異を持つウイルスに感染することでうつ病がおよそ5倍発症しやすくなる。という研究結果を、東京慈恵会医科大学の研究班が発表した。 うつ病の発症は周囲の環境と体質の2つが関係し、同じ環境であっても、うつ病になりやすい人となりにくい人が存在する。 東京慈恵会医科大学の近藤一博教授らの研究班がこの体質に関して63人を調べたところ、特定のウイルスが持つ遺伝子のうち、うつ病の原因となるタンパク質を作りやすい変異が存在することを発見。 この変異は、ほぼすべての人間が保有するヒトヘルペスウイルス6の中にある「SITH−1」と呼ばれる遺伝子にみられ、この変異を持ったウイルスに感染している場合、そうでない人と比べておよそ5倍もうつ病になりやすいという。 さらに、このタイプのウイルスによるうつ病患者のうち、家族にもうつ病患者がいる割合は半数近い47.4%ということもわかった。 研究班は、うつ病を引き起こしやすい「SITH−1」遺伝子を持つウイルスが親から子に受け継がれることで遺伝に関係するというメカニズムも分かったとしている。
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