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致死率の高い出血熱SFTS拡大 新たな感染ルートのリスクも

[2023.2.20]

致死率の高い出血熱SFTS(重症熱性血小板減少症候群)が拡大している。

感染者数は昨年、一昨年と過去最多を更新。国内初確認から10年、ペットを通じた新たな感染ルートのリスクもわかってきた。

 

 SFTSは森林や草むらにひそむマダニが媒介となり、人やネコ・イヌが感染する。国の研究班がまとめた「診療の手引き」によると、感染すると、嘔吐(おうと)、下血や発熱の症状が起き、人の致死率は25~30%に達する。

 発症するのは高齢者が多く、今も対症療法以外の有効な治療はなく、患者数は増加傾向にある。

国立感染症研究所によると、過去最多の110人が感染した21年に続き、22年も118人と最多を更新。

 

 さらに、懸念が高まっているのが新たな感染ルートだ。マダニにかまれたペットのネコやイヌを通じ、飼い主や獣医師らに感染することも分かってきた。感染研によると獣医療関係者だけで18年以降計10人が感染し、22年にも2人が感染した。

 

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