専門医資格取得方法

心臓血管外科専門医

三学会構成 心臓血管外科専門医認定機構(特定非営利活動法人日本胸部外科学会、特定非営利活動法人日本心臓血管外科学会、特定非営利活動法人日本血管外科学会)

概要本機構は、日本胸部外科学会・日本心臓血管外科学会・日本血管外科学会3学会構成心臓血管外科専門医認定機構と称する。外科関連サブスペシャルティーとしての心臓血管外科専門医の育成、認定を通じて、社会に貢献することを目的に、心臓血管外科を専門とする医師について公正かつ明解な認定を行うことによって、国民の福祉に貢献することを目的とする。
資格1) 2007年6月30日以前の日本国の医師免許証を有すること
2) 外科専門医または外科専門医筆記試験合格者であること(ただし、外科専門医筆記試験合格者においては、心臓血管外科専門医を認定する時点では、外科専門医資格は必要)
3) 認定修練施設として認められた施設で3年以上の修練期間を有すること。認定修練施設の閲覧は学会ホームページを参照)
4) 修練期間中に次の(1)から(3)の手術経験を有すること
-1)術者として50例以上の手術を行うこととし、その内訳において同一術式は10例を超えないこととする。
-2)第1助手としては、50例以上を行うこととする。
-3)総点数を500点以上とする。
2013年の心臓・胸部大血管手術が40例に満たない修練施設で行った2014年の心臓・胸部大血管手術は心臓血管外科専門医申請の際に手術経験に算入できません(単位に含まない)。

註:
--1)術者として10例以上を超えたものは、術者例数としてカウントできないが、総点数にカウントできる。
- 2)第1助手が50例以下の場合でも術者の症例数で不足分を補うことができる。
--3)NCD、JCVSDデータが利用できます。
5) 心臓血管外科学に関し、次の業績を有すること
- 1)査読制度のある全国誌以上の論文:3編以上(筆頭論文1編以上を含む)
- 2)学会発表:全国規模の学術総会あるいはそれ以上で筆頭演者として3回以上(少なくとも1回は、日本胸部外科学会学術集会・日本心臓血管外科学会学術総会・日本血管外科学会総会で発表)
- 3)学会参加:日本胸部外科学会学術集会・日本心臓血管外科学会総会・日本血管外科学会総会に計3回以上参加していること。
- 4)セミナー受講:3回以上
- 5)医療安全講習会受講:2回以上
必要書類学会ホームページからダウンロードし申請。
1) 申請書式(様式1、2、3、4、5-1、5-2、5-3、5-4、6、7)
NCD、JCVSDデータを利用の場合は、様式5-1、5-2、5-3、5-4は「NCD検索システム」から出力できます。データ利用の場合、様式6の提出は不要です。
2) 医師免許証(写)
3) 外科専門医認定証(写)あるいは外科専門医筆記試験合格証(写)
外科専門医筆記試験合格者においては、心臓血管外科専門医認定時点で外科専門医は必要。
4) 添付文書
・論文の別刷りまたはコピー(掲載証明書も認められます)
・学会発表のプログラム・抄録等のコピー
・学会参加証のコピー
・セミナー受講を証明できるもの
・医療安全講習会受講証のコピー
・手術記録原本のコピー等(手術内容がわかる記事を全文、患者が特定できるものを消去して全文提出のこと)
NCD、JCVSDデータ利用で申請の方で、NCD、JCVSDデータに登録された以外の症例も申請に使われる場合は、その症例は「手入力」し、「手入力」で入力された症例の手術記録コピーをお送り下さい。
また、登録完了後、NCD、JCVSDデータの中から抽出された1例については、他の申請書類と共に送付願います。
別途、手術記録を送付の場合は、9月25日までにお送り願います。(必着)
・審査受験料の振込控えコピー
認定方法資格審査合格者には筆答試験を行う。
心臓血管外科の手術手技のほか病態生理、各種検査法、補助手段、医用材料などにつき広く出題する。
注)当サイトでは情報の更新には努めておりますが、その内容を保障するものではありません。2017年、施行予定の新専門医制度によって科によっては大きな変化も予想されます。詳細に内容確認をされたい場合は、各学会にお問合せ頂きますようお願い致します。(2015年更新)
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