これまでやりたい診療ができており、職場においても周囲とも良い関係があり、大きな不満もなく勤続できているという方も多いと思います。
E先生もこれまではそうであったそうです。ある時から、ご家族の成長や、今後のことを考え年収アップについて真剣に考えるようになりました。また、今の環境は臨床だけでなく、研究もある程度できているので良い環境ではありましたが、私生活の変化もあり、異動もなく、臨床メインの生活を考えるようになったこともあり、転職活動をスタートされました。

年収アップ
可能であれば週4日勤務
病理科として鏡検室や設備があること
役職を伴えば尚良し

以前に比べ、目上の先生方のご勇退にともなう代替わりも段階的とはいえ、着実に進んでいる感のある病理科。
例年、それほど多くの求人情報があるわけではありません。今回もおそらくご希望のエリアに情報なし。または１～２件の情報が得られるかのいずれかが想像されました。
E先生からの詳しいご希望のヒアリングが完了すると、数件の病院にコンタクトをとり、幸いにも１件の病院から積極的に検討したいとの回答が得られました。数年前から採用検討の可能性を感じていたいくつかの医療機関のひとつに、タイミングがかみ合う形になりました。

～～検査件数が少ない？？～～
病院から面接オファーが届くと同時に、組織診断ほかの情報も送っていただきましたが、検査件数が少ない？？　オーバーワークとなる状況は困りますが、少なすぎるのもまた気になります。E先生に詳細情報を送り、お電話すると、やはり少ないとの言葉がありました。病院事務長からは、詳細はお会いしてお話したいとの連絡もあったため、ご相談の結果、実際に伺って確かめることになりました。
その後、（詳細は伏せますが）病院の状況を正確に理解したE先生は、前向きにお話を進めていくこととなります。

入職3ヶ月が過ぎた頃には、設備面で想定外の支障がでたこともありましたが、半年後にはそれも無事解決とのご連絡をいただき一安心しました。先生自身が外科からの要望にも積極的に対応されていることもあり、周囲の方々との関係も良好にできているとのことでした。