診療機能は、急性疾患から慢性疾患に至るまで患者さんが住み慣れた地で医療が受けられるように整備しています。また、在宅療養支援病院として、在宅でその人らしく生活しながら、安心して医療や看護が受けられる２４時間体制も整備し、在宅医療の推進を図っています。

ベッド数は約150床という規模になりますが、一貫して救命救急医療を中心とした救急医療を重視し、手術・アンギオグラフィーなど、24時間体制で行える診療システムを構築しています。また入院内容も急性期的で前病棟が文字通り混合病棟の形式を取っています。より地域に密着した急性期医療を実践しており、2007年7月よりＤＰＣ（診断群分類別包括評価）請求を開始し、その後、一般病棟入院基本料7：1の算定を開始。また法人の介護老人保健施設と訪問看護ステーションで、高齢化に対応した継続医療の一貫体制を作っています。健診センターでは予防医学にも取り組み健診医療も提供しています。

夜間・日曜日の診察は、常勤医が担当しています。また、病診連携は開院以来特に力を入れており、現在約120件の先生方と連携しています。更に、高機能病院との緊密な連携もあり、専門的な診療の必要があれば入院・検査を依頼し、 医院とのパイプ役も積極的に行っています。
透析クリニックも運営しています。

グループの4番目の病院として1978年に誕生しました。2009年には八尾市若草町の現在地に新築移転し、今に至ります。開院以来、「生命を安心して預けられる病院　健康と生活を守る病院」を理念に、年中無休・24時間対応の救急医療を提供することだけでなく、医療技術や診療姿勢の向上にも努めてきました。今後も、周辺の住民の皆様に寄り添い、最善の医療サービスを提供し続けられるよう、必要な最新設備を整えると同時に、あらゆるニーズに応えられる体制づくりや経営基盤の強化を図っていく所存です。そのためにも、次世代を担う医療人材の育成や学術的貢献にも、職員一同たゆまぬ努力を重ねています。