医師として勤務する傍ら、医療経済に関わる修士号の取得を目指し、勉強を続けてきたU先生。来年度からは修学先でのカリキュラムが大幅に増えるため、勤務環境を変える必要性を感じて転職活動を始めました。

上部・下部内視鏡のスキルを維持するため、可能な限りのコマを内視鏡検査に充てたい。
週4日勤務
できれば現在と同じ給与待遇を維持したい。

転職先としての条件は、平日も修学カリキュラムがあるため、その日の勤務終了後に、遅刻せずに学校に通えることが大前提となります。また、ご要望の内容から消化器内視鏡の実績や、対応件数をより重視する必要がありました。
来年度に向けて人事の動きが活性化している時期であることも幸いし、通勤圏にいくつかの消化器内科（内視鏡医師）での病院やクリニックの求人情報をご案内することができました。

～その後、ご相談を続けていく中で、いくつかクリニックにご面接～
オフィス街や住宅街といった立地条件や、地域事情、人口動態などによって、病院・クリニックに来院される患者層が左右されることは言うまでもありません。加えて健診・ドッグや、自由診療などは、そのクリニックが作るブランディングや、マーケティングの内容によっても、来院層が大きく変わる傾向があります。

今回、面接に伺ったクリニックも、それぞれに来院層に特色をお持ちでした。また、医療法人ごとに、内視鏡室の環境や、スタッフ配置とその動き方も異なってきます。
大前提となっていた勤務先から修学先への移動は、面接に伺ったどちらのクリニックにご縁があっても全く問題のない状況であったため、主に院内の環境や、来院される患者層の観点から判断し、転職先を決定されました。
一方で、クリニック側の消化器内科での医師求人は、診療科の拡充を目的としたものでした。この目的と、Ｕ先生の転職がタイミングの良い形でかみ合ったこともあり、年収も現状よりもアップしたうえで、好待遇でのご内定となりました。またそれは、Ｕ先生のお人柄や、非常に丁寧で落ち着きのある言葉遣いは、患者さん対応を安心してお願いできるという安心感がありますとクリニックから評価されてのことでした。

全てのご相談に対して実現できる事ではなかなかありませんが、今回はＵ先生の主なご要望を、ご期待通りに、一部ではそれ以上の内容でご案内できたことは、サポート担当として喜ばしい限りです。