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ドクターカー「24時間」運用2割 人員不足などが課題
[2023.6.19]
事故や災害の現場に医師を乗せて急行する「ドクターカー」について、24時間体制で運用しているのは、保有する病院の約2割にとどまることが、厚生労働省の全国調査でわかった。車内などで手術可能は3割弱、輸血可能は1割強で、人員不足などが課題となっている。
厚労省は調査結果を基に効率的に運用するための指針を策定し、救命率向上などにつなげたい考え。
調査は、厚労省が、関連学会でつくる「全国ドクターカー協議会」に委託して実施した。ドクターカーを保有する救命救急センターなどに2021年1月~22年9月の活動実績を尋ね、約140病院が回答。
調査報告書によると、回答した病院がドクターカーで診療したのは、この間、新型コロナウイルス患者や小児救急患者ら計約5万4800人に上った。
一方で、運用面での課題が浮き彫りとなった。ドクターカーは、夜間は飛べないドクターヘリの機能を補うには24時間運用が望ましいが、実施しているのは22%だけだった。乗り込む医師や運転手の不足が原因とみられる。
事件や事故による重傷患者への対応も、病院間で大きな差が出た。止血などのために車内で開胸や開腹などの手術を行える病院は29%で、搭載する医療機器の拡充などが必要とみられる。輸血が可能なのも14%にとどまった。
購入費は装備を含め1台1000万~4000万円かかり、国などが一部を補助する場合があるが、病院の持ち出しも多い。
協議会事務局長の横堀将司・日本医科大教授は「救命率向上や患者の回復度合いに関するデータを集めて分析し、車内診療の訓練コースなどを設けるなどして、ドクターカーの診療能力を高めていきたい」と話す。
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