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食物アレルギー注意!給食で突然発症も 専門医からも注意喚起

[2023.4.4]

 4月を迎え、小学校などで初めて給食を食べる新入生も多い。そこで注意が必要になるのが食物アレルギー。給食で初めての食材を口にして起きる「新規発症」のケースもあり、専門医は「異変が出たらすぐに119番を」と呼び掛ける。
 

 給食での食物アレルギーを巡っては、2012年12月に東京都調布市立小で起きた死亡事故が知られる。乳製品にアレルギーがある5年生の女子児童にチーズ入りチヂミが誤って提供され、強いアレルギー反応「アナフィラキシーショック」を起こして亡くなった。学校側もアレルギーについて把握しており、女児は症状を一時的に緩和する自己注射薬「エピペン」を持っていたが、打つのが遅れた。
 

 事故を受けて文部科学省が13年に実施した調査では、食物アレルギーがある小中高生は全体の4.5%を占めた。食物アレルギーへの警戒や関心は高まったが、誤配などによる発症は今も各地で続く。
 調布市は事故後、現場の教職員と医師をつなぐホットラインを開設。

子どもがアレルギーを起こしやすいのは卵や乳製品、小麦粉、ナッツ類など。給食に加え、遠足でお弁当のおかずを交換する場合も注意が必要。
「注射は、アナフィラキシーショックの前段階となるじんましんなどの発症から30分以内だと救命率が大きく上がる。新規発症の場合は注射できないので、速やかに119番を」と医師は話す。

 

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