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確定拠出年金を学ぶ
「 積立の効果 」
執筆:坂本乘寛(2015.03.03掲載)
【積立投資の効果】
◇ドルコスト平均法
株式や投資信託等の金融商品を購入する際に一度に全額購入せず
資金を分割して均等額づつ定期的に継続して投資する手法。
一定金額で買い続けることにより
1.値段が高いときには買える数量が少ない。 2.値段が安いときには買える数量が多くなる。 |
→ | 平均買い単価を安く抑えることができる。 |
下の図表のような価格変動をする商品を毎月決まった数量買い付ける場合(定量購入)と毎月決まった金額で買える口数を買っていく場合(定額購入)の比較です。
どちらのやり方でも6万円の買い付け費用ですが定額購入のほうが口数が多く買え、平均購入単価を安く抑えることができています。
もう一つ事例を見てみましょう。
基準価額10,000円でスタートした投資信託が2,000円まで値下がりしその後5,000円まで回復したケースです。
単価10,000円、投資金額120万円で一括購入した場合、基準価額が半分になっているので現在の評価額は60万円です。
これを10,000円ずつ毎月10年間買って行ったとすると投資金額は同じ120万円ですが、現在の評価額は139万円になります。
これがドルコスト平均法による買付価額平準効果です。
通常、投資した投信や株式が値下がりすると、経済的にダメージをうけます。
加えて損失額が気にかかり精神的にも大きなダメージを受けることになりますが、ドルコスト平均法で毎月積み立てていると値下がりは「多くの数量が買える。ラッキー‼」となり精神面でのメリットも大きくなります。
積立投資の効果を示すグラフをもう一つ見てみましょう。
下のグラフはニュースなどでもおなじみの日経平均株価の推移です。
25年間で64%値下がりしています。
1989年に100万円投資していたとすると現在36万円。
一度も利益が出ないまま下がり続けた指標です。
この日経平均株価を1989年1月から毎月1万円ずつ買って行った場合の評価額の推移が下のグラフです。
投資金額308万円が現在評価額341万円。
なんと価額が64%下落している投資対象でも利益が出ています。
これが積立投資の効果です。
確定拠出年金はまさにこの投資方法に則って投資する制度です。
大事なことは長期間投資を続けていくことです。
早い機会に確定拠出年金による資産形成を始められることをお勧めします。
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