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ADHDをアプリで治療 子供向けに国内初の発売
[2026.6.5]

塩野義製薬は、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子ども向けの治療用アプリ「エンデバーライド」を5日に発売する。スマートフォンやタブレット端末をゲーム感覚で操作することで、不注意や落ち着きのなさといった症状の改善につなげる。ADHDの治療用アプリは国内初となる。
アプリでは、水路を進む乗り物を操縦し、障害物を避けながら、次々に出現するキャラクターをタップして捕獲していく。二つの操作を同時に行うことで、理性などに関わる脳の前頭前野の働きを活性化させ、症状を改善する効果が期待できる。症状に応じて難易度を調整することも可能だという。
医師の処方を受け、ダウンロードして利用する。対象は6歳以上18歳未満で、1日約25分の治療を6週間継続する。今月1日から公的医療保険の対象となっており、公定価格1万4500円の3割が自己負担となる。自治体の子ども医療費助成が適用されると、負担額はさらに少なくなる。
アプリは米国の医療ベンチャー企業が開発し、塩野義が国内の製造販売を担う。塩野義が国内で行った臨床試験では、通常の治療に加えてアプリを使用したグループは、通常治療だけのグループよりも不注意の症状の改善がみられた。
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