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麻疹の累積報告数が前年比の3.6倍、日本ワクチン学会が注意喚起

[2026.4.21]

麻疹の累積報告数が前年比の3.6倍、日本ワクチン学会が注意喚起

 日本ワクチン学会は2026年4月17日、国内で麻疹患者が増加している状況を受け、「麻疹(はしか)が流行しています!」と題した文書を公開。一般向けに、対策や注意点について説明し、ワクチンの確実な接種などを呼び掛けている。

 麻疹の患者数は増しており、国立健康危機管理研究機構(JIHS)によれば、2026年4月8日時点(第1~14週)の累積報告数は236例に上る。2020年以降、2024年までの報告数は年間でも50例を下回っていた。2025年は最終的に265例に至ったものの、第1~14週の累積は66例。2026年は、その3.6倍の数字となっている

 

 今回の文書は、この状況を受け、一般への注意喚起を目的に公表された。「強い感染力を持つ」という特徴について説明しているほか、対策として「2回の定期予防接種を確実に受ける」「ワクチンの接種歴や罹患歴が不明な場合は抗体検査で免疫の有無を調べる(保険適用外)」を挙げている。なお、「60歳代以上は免疫がある可能性が十分に高く、ワクチン接種や抗体検査の優先度は低い」とされている。

 加えて、免疫低下例や妊婦など、ワクチンを接種できないケースでは、接種歴あるいは罹患歴の有無の確認を推奨。その上で、免疫があれば感染者と接触してもただちに発症することはないとして、「不確かな情報に振り回されずに冷静な判断と行動を」と呼び掛けている。

 なお、患者の発生状況に関しては、各自治体がウェブサイトで随時、情報発信している。

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