標榜されている診療科の中でも特に脳神経外科、心臓血管外科について専門的で、24時間365日の救急対応を実践されている病院です。早期離床ケアにも注力しており、リハビリセラピストがベッドサイド・リハも行っています。

　昭和30年3月、内科･外科･整形外科の3診療科と病床数50床をもって、常磐炭鉱における労働災害の発生に対処するために開設されました。
平成15年には「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受け、浜通り地区のがん医療の中心的な役割を担っています。がんの精査や手術のみでなく、腫瘍内科医による外来化学療法・緩和ケア・在宅医療などと連携を図り、患者さんを最期まで看取る医療を心がけています。
さらに、平成21年12月には「緩和ケア病棟」を開設し、内科・外科・心療内科（精神科）の医師とコメディカルの職員が協力して患者さんのケアに努めています。

　当院が地域医療の中で担う役割は、主に脳卒中・骨折・肺炎などの急性期経過後から慢性期の患者様を受け入れ、急性期治療で体力を消耗した患者様が「元気になれる」医療を提供することで、福祉との連携を強化することです。その他にも神経難病や遷延性意識障害等の患者様も受け入れる体制を整えております。
　また、在宅療養可能となった患者様への在宅支援に、さらに諸事情にて在宅療養の困難な患者様への福祉施設利用の提供にも力を入れており、医療と福祉のトータルマネージメントのできる病院を目指しています。

1989年開設され､当時全国的にも数少なかったホスピス病棟を埼玉県内で初めて整備した急性期病院として地域医療に貢献されています。
透析センターも稼働しており、入院を含む人工透析も行っています。

常勤医の在籍のある内科・小児科・外科・整形外科・リハビリテーション科・眼科を軸に、2次救急を含め一般診療を行なっています。また非常勤医による皮膚科・泌尿器科の外来も開設しており、内科、外科を主体としつつ地域に必要な医療を提供しています。入院治療設備として、病棟は一般病棟60床、医療型療養病棟39床で構成されています。
病院の目の前には太平洋が一望できます。プライベートは釣りや、マリンスポーツをして過ごすドクターにおすすめです。

急性期から慢性期まで患者様中心の医療を展開しているケアミックス型の病院です。地域に必要な内科系の外来・入院のほか、小児科外来、産科分娩も扱い、またリウマチ科、腎臓内科、糖尿病内科にも注力されています。