救急科が主体の施設ですので精神疾患のみの診療は行いませんが、これらの問題に取り組むため、通常の救急診療に加え、病気や怪我の治療が必要だが認知症や精神疾患があるため搬送先がみつからない症例、意識障害や精神症状が器質的疾患によるものか精神疾患によるものか診断が必要な症例、自殺企図のため処置と精神科的介入が同時に必要な症例、向精神薬による副作用や合併症が生じた症例などを積極的に受け入れ、救急医療の円滑化に役立ちたいと考えています。

当院は社会福祉法人の運営する病院です。敷地内には、介護施設や障がい者支援施設などが併設されています。

清瀬リハビリテーション病院は、患者様に快適な入院生活を過ごしていただくために、広いスペースと充実したリハビリテーション設備を備えている医療機関です。

2016年春、足立区扇に平成医療福祉グループが新設する病院です。
すぐ近隣には関連施設として、閉鎖病棟を主体とした重度の方を対象とした大内病院があるため、当院は自発的に入院を希望される、軽度のうつ病や神経症などの患者さんを対象としていく予定です。

主に亜急性期、リハビリテーション、療養医療、精神科医療、在宅医療を備えています。開院以来、高齢者医療および看護、介護の専門技術を培い続けている医療機関です。傘下には老健、在宅介護支援センター、訪問看護ステーション、デイケアもあるため、幅広く医療を提供しています。また今後の慢性期医療の在り方についてのオピニオンを積極的に発信しています。

内科､リハビリテーション科
全97床
一般病棟37床・療養型病棟60床(介護保険)

入院医療ではリハビリに力を入れていますが、特に摂食嚥下機能の訓練・介助については医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、ヘルパー、事務にいたるまでチーム医療を意識し、入院患者の機能回復を促進できるよう診療されています。

医療法に基づく『病院』であるとともに、社会福祉法に定める生計困難者のために、無料または低額な料金で診療を行なう『無料低額診療施設』および生活保護法に基づく『医療保護施設』です。。
また、昭島市の実施する休日当番医制のほか、東京都の実施する救急固定輪番制に参加しています。
さらに臨床検査・MRI（磁気共鳴コンピューター断層撮影）・全身用CT（コンピューター断層撮影）により、一般の診療のほか、検診、人間ドック、昭島市のミニドックを実施しています。
病棟は、一般133床、亜急性期16床、回復期リハビリテーション病棟50床です。
特に、回復期リハビリテーション病棟では、脳血管疾患等の患者様に対して家庭復帰・社会復帰に向けたプログラムを専門スタッフが共同して作成・評価し、これに基づきリハビリテーションを集中的に行なっています。

24時間体制の救急対応をおこなうほか、グループ内外のクリニックや介護施設と連携した在宅医療にも注力しています。また、回復期リハビリテーション病棟、緩和ケア病棟を設けており、幅広い患者様を受け入れています。手術対応については近隣の医療機関と連携しており、地域の医療資源を円滑につなぐ役割を積極的に担っています。

胆石、虫垂炎、ヘルニア手術から胃癌、大腸癌手術までの消化器疾患に開腹オペだけでなく、鏡下オペでも対応しています。
また、専門外来では禁煙外来、糖尿病外来や、睡眠時無呼吸症候群の診断治療のほか、突発性正常水頭症の治療にも積極的に取り組んでいます。急性期の外科手術から慢性期的な疾患までを取り扱うケアミックス型病院です。