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重症化で失明の危険も  男児に多い片目の視力低下コーツ病に注意を促す

[2019.9.5]

 左右どちらかの目だけに網膜剥離が起こり、そのために視力が低下する、幼い男の子に多い目の病気「コーツ病」。近畿大学病院(大阪府大阪狭山市)眼科の日下俊次主任教授は「発見が遅れると失明につながる恐れがあります」と注意を促す。

 

 コーツ病は滲出(しんしゅつ)性網膜症とも呼ばれ、網膜の毛細血管に蛇行、拡張、こぶの出現などの異常が生じることにより、血液に含まれる脂肪や水分が血管から漏れる病気。漏れ出た液体は網膜の中などにたまり、網膜のむくみや剥離を起こし、視力の低下、視野の欠如などの原因となる。また、脂肪が沈着することにより、目の中に滲出斑という黄色いしみができることもある。重症化すると、失明する危険があるため、視力測定の習慣付けで早期発見につなげたい

 コーツ病は5~6歳の男児に多く、症状はほとんどが片目だけに表れる。もう片方の目は正常なため、小さい子どもは視力の低下に気付きにくく、発見が遅れることがある。また、片目の視力低下が長期にわたると、斜視を引き起こす場合もある。小学校の視力検査で視力の低下を指摘され、眼科を受診した際に発見されるケースが少なくないという。

 「剥離が網膜の中央の黄斑部まで進行すると視力が急激に下がり、治療をしても視力が完全に回復しないことがあります。早期の治療が重要です」と日下主任教授は話す。

 

 コーツ病が疑われる場合は眼底検査を行い、毛細血管と網膜の病変を調べる。治療は、レーザーによる網膜光凝固術により毛細血管の異常がある箇所を凝固し、水分の滲出を抑える。剥離が進行している場合は手術が必要になることもある。コーツ病は再発の可能性があり、定期的に受診して視力検査や眼底検査などを受ける必要がある。

 「早期発見には視力の低下にいち早く気付くことが大事。小さい子どもは自分から視力の低下を訴えることは少ないので、簡易視力検査表などを壁に張り、生活の中で視力を測る習慣を付けるのがよいでしょう」と日下主任教授は話す。

 


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