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国内初 健康な女性、凍結保存の卵子で出産

[2016.2.3]

 将来の出産に備え、自らの卵子を凍結保存していた大阪府内の40歳代の女性が昨春、その卵子で女児を出産したことがわかった。がんなどの治療を受ける女性が卵子を凍結し、妊娠・出産した例はあるが、健康な女性が出産したケースが公になるのは国内初だという。

 

 卵子を凍結したクリニック「オーク住吉産婦人科」(大阪市)によると、女性は現在44歳。独身だった40歳の時から同クリニックを受診し、41歳で8個の卵子を凍結した。結婚後、夫の理解を得て、解凍した卵子と夫の精子で顕微授精を複数回行い、昨春に別の医療機関で出産した。

 同クリニックでは2008年から、がんなどの女性を対象に卵子の凍結保存を行い、10年からは健康な女性でも始めた。昨年末までに凍結保存した健康な女性は計229人に上り、うち17人が顕微授精したが、出産を確認したのは今回の女性だけという。

 

 卵子の凍結保存は、主にがんなどの病気を発症した女性に行われているが、最近は働く女性の晩婚化などを背景に、健康な若い女性が将来の結婚に備え自分の卵子を凍結保存するケースも増えているとみられる。

 日本生殖医学会は13年、卵子の凍結保存に関する指針を作成。健康な女性の場合、対象は成人とし、40歳以上での採卵や、45歳以上で使用することは、高齢出産のリスクを避けるため、推奨できないとしている。

 女性を診察した同クリニックの船曳美也子医師は「積極的に勧めているわけではないが、仕事などで出産の機会に恵まれなかった女性の選択肢を広げるにはやむを得ない」と話した。

 未婚女性の卵子凍結保存に関する指針作成の中心となった日本生殖医学会前理事長の吉村泰典・慶応大名誉教授は「同様の事例はあるとは思うが、公になったのは初めてではないか。凍結卵子に対する、働く女性らのニーズはあるが、仕事と育児が両立できる社会にすることが重要だ」と話す。

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