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日本小児科学会からのお知らせ「急性弛緩性麻痺/急性弛緩性脊髄炎ならびに喘息様症状を認める急性呼吸不全症例の多発」に関して

[2015.10.27]

日本小児科学会が「急性弛緩性麻痺/急性弛緩性脊髄炎ならびに喘息様症状を認める急性呼吸不全症例の多発」に関して発表した。

 

 平素より当学会の活動に多大なご協力を賜り誠にありがとうございます。

昨年、米国等でエンテロウイルスD68型(EV-D68)による下気道感染症が大規模に流行し1)、急性弛緩性麻痺acute flaccid paralysisを認める患者が多数報告されたことは記憶に新しいところです2)

そのような中、我が国でも今年8月末頃から9月をピークに、全国各地で喘息様症状を呈する下気道炎患者が急増し、中にはICU入室、人工呼吸管理、ECMO管理が必要となる急性呼吸不全症例が発生しています。

また、一部の症例からはEV-D68が検出されたとの報告もあります3)

また、上記とほぼ同時期に、急性弛緩性麻痺症状を呈する急性弛緩性脊髄炎症例が全国から相次いで報告され、日本小児神経学会を中心に情報共有と検討が進んでいます。一部の症例の咽頭ぬぐい液からはEV-D68が検出されており4)、エコーウイルス、コクサッキーウイルス等、その他のウイルスが検出されている症例もあり、感染拡大予防法、治療法等を確立するためには原因究明が急がれます。2015年9月の本学会雑誌には、2013年に発症したエンテロウイルスD68型が検出された急性呼吸不全と急性弛緩性麻痺を来した1例が症例報告されました5)

しかし、上記の症状を認める小児が受診する診療科は、小児科、小児神経科、小児感染症科、小児救急科、小児呼吸器科、小児集中治療部と幅広く、急性弛緩性麻痺症状を認める患者さんについては初診時に整形外科を受診される方もいるようです。

 

 そこで、上記2つの病態の原因を明らかにし、早期診断・早期治療に繋げるとともに、今後の予防法の確立に活かすためには、患者さんの症状・所見・治療方法・予後などを含めた臨床・疫学情報に加えて、可能な限り症状出現当日(呼吸器症状入院時や麻痺症状出現日など)の臨床検体及び急性期と回復期のペア血清の確保が重要です。

詳しくは、2015年10月21日に厚生労働省から発出された下記「急性弛緩性麻痺(AFP)を認める症例の実態把握について(協力依頼)」をご確認いただき、このような患者さんを診療された会員におかれましては、最寄りの自治体(保健所)に別添の事務連絡の最後の頁にある「別添様式:医療機関記入様式」によりご連絡くださいますようお願い申し上げます。この事務連絡に記載された内容につきましては、病原体検索の検査を含めて、感染症法に基づく積極的疫学調査となりますので、この範囲内であれば、倫理審査は不要ということになります。

日本小児科学会員の先生方のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

【事務連絡】急性弛緩性麻痺(AFP)を認める症例の実態把握について(協力依頼).pdf

 

 



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