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紫外線から生徒の目を守ろうと、部活動や登下校時のサングラス着用を認める動きが広がっている。大人より紫外線の影響を受けやすく、大量に浴びると将来、白内障などを発症するリスクが高まるためだ。教育現場でも目の健康を守るツールとして認識され始めた。
野球の茨城大会では、紫外線をカットするサングラスを掛けて守備につくなど、昨春から日本高校野球連盟の規定が緩和され、事前に申請すれば試合でも着用可能になった。
その一方で、メガネトップが20~60歳代の男女約2400人に実施した調査では、7割が紫外線対策をしていると答えたが、サングラスの着用率は2割止まりだった。
サングラスの有用性を知ってもらおうと眼鏡店「Zoff」を運営するインターメスティック(東京)は、昨年から目の健康を学ぶ出前授業を始めた。試験導入を含め、7月末時点で全国30の中学・高校で着用が認められたという。
7月から登下校や部活動時のサングラス着用を試験的に許可した、鹿児島県立奄美高校の松木みどり教頭(51)は「全国でも特に紫外線が強い地域。将来的な病気を防ぐために生徒も職員も活用したい」と話す。
目の研究をしている山陽小野田市立山口東京理科大学(山口県)の山本直樹教授は「子供の目は水晶体の透明度が高く、大人と比べて瞳孔も開きやすいため、有害光線の影響を受けやすい。レンズの両面に紫外線対策が施されたサングラスは目の健康を守るため有効だ」としている。
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