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日本心臓財団などが定めた8月10日の「健康ハートの日」に合わせ、心肺蘇生の講習会「全国でPUSH(プッシュ)!」運動が9日、大阪市など各地で開かれた。参加者たちは胸骨圧迫(心臓マッサージ)や自動体外式除細動器(AED)について学んだ。
日本AED財団によると、突然の心停止は年間約9万件発生。一方、倒れる瞬間を目撃されていても胸骨圧迫が実施されないケースも多く、AEDの使用割合も低い状況が続いている。
大阪市阿倍野区の大阪大谷大ハルカスキャンパスで開かれた講習会には約30名が参加。京都大の石見拓教授が講師を務め、
(1)まずは胸骨圧迫で胸を押す
(2)AEDが到着したら音声指示に従ってショックボタンを押す
(3)勇気を持って自分自身を後押しする――の「三つのPUSH」の重要性を解説した。参加者たちはハート形のクッションを押して胸骨圧迫の感覚をつかんだり、AEDの手順を確認したりした。
また、2004年に高校生だった長男の響さんを心臓突然死で亡くした前重寿郎さん(70)が「多くの人に心肺蘇生のやり方を知ってもらい、みんなの命を守れる社会になってほしい」と呼びかけた。